| |
|
501
|
|
|
バイオ
新しい医用画像診断装置 −光照射による超音波速度変化画像法−
10:30〜11:00
|

生体内部の光吸収情報を、光吸収による超音波速度変化として検出し、画像化する装置である。光散乱に直接依存せずに光吸収画像が得られるので、生体深部に適用できる新しい画像診断装置として期待できる。

本方式と同じく光吸収画像を目的とする光CT、PA法に比べて、生体深部に適用でき、さらに、画像が高速で構築できる。また、医用画像測定の従来法であるX線CT、超音波エコー、MRIでは困難なナノ粒子分布領域の検出に適用できる。

・光吸収の大きさを音速の変化として検出している。
・従来の超音波画像診断装置が利用できる。
・断層画像の分光学的情報を得ることができる。

・DDS(ドラッグデリバリーシステム)におけるナノ粒子分布モニター
・浅部および深部の病変部の初期診断
・薬剤効果の判定
当日配布資料(2.5MB)
|
お問い合わせはこちら
|
|
|
| |
|
502
|
|
|
バイオ
樹状細胞を用いた非常に効率的な新規癌免疫治療法の開発
11:00〜11:30
|

樹状細胞は、血液細胞中最も高い抗原提示能と免疫活性化能を有する細胞で、癌の免疫治療への応用が期待されている。我々は、生体外で単球から樹状細胞を簡便に作製する方法を確立した。さらに、誘導樹状細胞とある種のサイトカインを併用することにより、イヌにおいて自然発症癌の完全消失(完治)に成功した。

従来、生体外での樹状細胞の作製には、複数の精製サイトカインを様々な濃度とタイミングで用いる必要があったが、本方法により、1種類の溶液のみによる安価で効率的な樹状細胞の作製を可能にした。また、従来困難であった樹状細胞療法のみによる癌の完全消失を、ある種のサイトカインを併用することで可能にした。

・簡便で効率的な樹状細胞の作製:1種類の溶液のみ
・効果的な腫瘍免疫治療法:癌の完全治癒が可能
・ヒト臨床への高い応用性:イヌにおいて自然発症癌を治癒

・摘出困難な腫瘍の治療
・腫瘍摘出後の再発、転移の防止
・ヒトでの癌治療
当日配布資料(3.3MB)
|
お問い合わせはこちら
|
|
|
| |
|
503
|
|
|
バイオ
ポスト抗体医薬:立体構造規制ペプチドの構築とスクリーニング
11:30〜12:00
|

抗体医薬の弱点を克服すべく,細胞内への導入が可能で、抗原性がなく、酵素分解に対しても安定な親和性ペプチド(マイクロ抗体と名付ける)を網羅的かつ体系的に作製する新しいリード化合物の設計技術。コンビナトリアル・エンジニアリング技術とペプチド構造構築理論を組み合わせたこの方法は、従来法に比べ、時間とコストを1/10以下に削減できる。

抗体は分子内に多数のジスルフィド結合をもつ巨大タンパク質であるため,細胞内に導入することができず,生細胞内の重要な疾患関連タンパク質をターゲットにすることができない。細胞外や細胞表面の疾患関連タンパク質だけでは、この2,3年の内にターゲットにする疾患関連タンパク質がなくなるであろう。従来の標的タンパク質の立体構造解析や低分子ライブラリーを用いる化合物検索法は、多大な時間と費用を必要とする。

・立体構造ペプチドの設計技術
・立体構造ペプチドのファージ表層提示ライブラリーの構築技術
・ファージ表層提示ライブラリーのスクリーニング技術

・創薬(ポスト抗体医薬)
・バイオセンサー
・ライフサイエンス研究ツール
|
お問い合わせはこちら
|
|
|
| |
|
504
|
|
|
バイオ
生きた細胞を用いた薬と食の評価のためのマルチカラーイメージング技術
13:30〜14:00
|

薬の候補となる化学物質や生理活性物質や食品に含まれる添加物等の働きを、生きた細胞を用いてより生体に近い条件で評価する技術である。同時にカラーリングしたタンパク質の働きやその動きを画像で解析できるため、生きた細胞のリアルタイム変化を指標にして、薬や食の評価を簡便に、しかも、長時間にわたってより詳細に解析できるようになる。

従来、薬や食に含まれる物質の評価は、試験管内での反応や固定した細胞を用いるのが主であり、生体での環境を忠実に反映できなかった。この技術は細胞内の複数のタンパク質の働きやその動きを細胞が生きたままの状態で可視化するもので、リアルタイムに薬や食を詳細に評価できる画期的なものである。

・特別な画像処理を施さないでも生きた細胞内の4種の蛍光タンパク質を分離・検出できる
・特定の分裂時期(前期、前中期、中期、後期、終期)にある細胞を生きたまま選別できる
・細胞の生存状態をリアルタイムで画像にて評価できる

・可視化細胞を用いた細胞分裂阻害剤のスクリーニング、並びにその薬理作用点の解析
・生きた細胞内での周期的な動き(リズム)を指標にした物質の生理活性評価
・薬の候補となる化学物質や生理活性物質や食品に含まれる添加物等のリアルタイムでの細胞毒性試験
当日配布資料(1.1MB)
|
お問い合わせはこちら
|
|
|
| |
|
505
|
|
|
バイオ
デンドロン脂質を用いた高活性遺伝子導入ベクター
14:00〜14:30
|

本技術は、細胞との融合とプロトンスポンジ効果の相乗作用によって、細胞内部に遺伝子を導入し、効率よく 発現に導く新しい、高活性遺伝子ベクターである。血清不含有培地だけでなく、遺伝子導入が困難な血清含有培地においても、簡便な操作で高効率な遺伝子導入が可能である。また、生体適合性や標的指向性リガンドを導入することも行える。

従来、遺伝子導入試薬としてカチオン性高分子やカチオン性脂質が用いられてきた。本物質は、その両者の特質を合わせもち、既存の試薬に比べて高い活性をもつ。また、生体内用ベクターの作成にも使用できる。

・高い遺伝子導入活性
・遺伝子導入操作が簡便
・生体内における遺伝子導入にも使える

・遺伝子導入剤
・医薬
・バイオテクノロジー
当日配布資料(8.5MB)
|
お問い合わせはこちら
|
|
|
| |
|
506
|
|
|
分析解析
0.1Aの空間分解能をもつ絶縁体表面原子構造解析装置
14:30〜15:00
|

絶縁体表面原子構造解析は未知の世界である。何故なら電子線、イオンでは調べられないからである。本研究では、パルス原子ビームを用いて世界で初めて絶縁体表面の原子構造の計測を可能にした。本装置は絶縁体のみならず、導電体、半導体、磁場、電場中におかれた固体表面の原子構造の解析も可能である。

AFM(原子間力顕微鏡)が競合する技術である。しかしAFMが表面1層のみで局所領域を観察するのに適しているのに対して本装置は、表面より3層まで計測可能で、かつより広い領域を観察できる。なお、AFMに後付でも設置できる。

・絶縁体の表面(3層まで)の原子構造の解析が可能で広い領域が観察できる。
・磁場、電場中におかれた導体,半導体の表面原子構造の解析も可能である。

・セラミックス:表面の原子構造解析
・ガラス:表面の原子構造解析
・半導体、生体:表面の原子構造解析
当日配布資料(0.6MB)
|
お問い合わせはこちら
|
|
|
| |
|
507
|
|
|
環境
自然放射線を利用したアスベストの高感度非破壊検知法
15:00〜15:30
|
産学官連携機構 放射線研究センター
准教授
谷口 良一
|

アスベストは、通常の造岩鉱物が熱水変成をうけて繊維状の鉱物となったものであることから、通常の岩石と同様に自然放射線を多く放出する。さらに変成の過程で自然放射線の成分に独特の偏りを生じている。この性質を利用すれば、高感度の検出器で試料の自然放射線を測定し分析することでアスベストの有無が判定できる。

通常のアスベスト検知法の、光学顕微鏡法あるいは、X線回折法は、サンプリング検査であり、検出した時点では、すでにアスベストは飛散しているが、本技術は、遠隔で放射線を測定することで分析する方法であることから、材料に含まれている状態で検査可能であり、飛散する前に検査することができる。

・高感度:g以下の検出
・遠隔、非接触、非破壊での検査
・空気中に飛散する前の検査が可能

・壁あるいは床に隠されたアスベストの検査
・生体に吸い込まれたアスベストの検出
・材料中に含まれるアスベストの検出
当日配布資料(4.7MB)
|
お問い合わせはこちら
|
|
|
| |
|
508
|
|
|
環境
運動性能の高い水中グライダーによる海洋環境モニタリング
15:30〜16:00
|

水中グライダーは、推進器を必要としないため,エネルギー効率が高く,騒音や振動の少ない海中観測機器として注目されている。本水中グライダーは、左右主翼の取付角度を独立に制御できるようにしたことで,潜航角度や速度の調整を容易にし、スパイラル状に回転しながらの浮上・潜降や急旋回,水中での静止や後退,垂直降下・浮上,翼動推進などの高度な運動性能を実現できた。

従来の水中グライダーは,急な角度(18〜38°)での潜行・浮上しかできなかったが,提案する水中グライダーでは,浅い角度(10°程度)での潜行・浮上や垂直降下・浮上ができるので,長期の環境モニタリングに欠かせない海水の化学的・生物学的・物理学的指標の水平分布・鉛直分布を調べることができるようになった。

・潜航角度・速度の調整を容易にし,水平移動や垂直降下などの高度な運動が実現できるようになった。
・軽量・コンパクトな機体を設計できるため,特段の支援母船を必要とせず,安価に大量生産ができる。
・推進器がないので騒音・振動・雰囲気水の攪乱が極めて小さく,繊細な環境計測や生物調査が可能となった。

・長期間の長距離・広範囲に亘る海洋環境モニタリング(自治体・研究室規模の調査・運用)
・囲いのいらない海洋牧場の監視活動や音センサーによる海棲動物の生態系行動調査(複数の研究所規模の共同プロジェクト)
・数多くの高度に知能化された水中グライダーを世界中の海に展開して多点同時海洋観測網を実現する(国際プロジェクト)
当日配布資料(0.9MB)
|
お問い合わせはこちら
|
|
|
| |
|
509
|
|
|
環境
耐塩性植物を利用した高塩土壌汚染重金属の回収
16:10〜16:40
|

塩分を高濃度に含む土壌でも生育する植物を用いて重金属を回収する方法である。海浜地帯の工場群より流出した重金属に対してはこの耐塩性植物を用いて根より吸収させ、植物体地上部に移行・蓄積させたのちに回収するこの方法が有効である。

土壌中の汚染重金属を植物を用いて回収すること(ファイトレメディエーション)が提案されているが、従来提案されている植物は耐塩性が低く、含塩土壌には適用できなかったが、本技術はこれを解決するものである。

・塩分濃度の高い土壌からの重金属回収が可能である。
・特に、カドミウム、亜鉛、マンガンの高率回収が可能である。
・工学的手法に比べて低コストであり、また、環境への負荷が小さい。

・海浜地帯の工場敷地土壌の重金属回収。
・レアメタルの回収。
・水田土壌の重金属除去
当日配布資料(1.2MB)
|
お問い合わせはこちら
|
|
|
| |
|
510
|
|
|
環境
亜臨界水処理による木綿、羊毛、合成繊維やこれらの混紡繊維からの有価物の製造
16:40〜17:10
|

亜臨界水処理により、木綿から乳酸などの有機酸を、羊毛から各種アミノ酸や有機酸を、合成繊維から各種モノマーに分解できること、混紡においては、反応温度を順次上昇させることにより各繊維を順次分解有価物化できることを明らかにした。

病院などから古くなった大量の布団やベッドが、工場などから大量の作業服などが廃棄されている。しかし、これらの廃繊維の処理法がみつからずそれぞれの現場で非常に困っているのが現状である。今のところ、その大部分が焼却されており、資源やエネルギーへの活用は行われていない。

・亜臨界水処理を行う。
・各繊維を分解し、それぞれの単位構造に対応する有価物を製造する。
・混紡においては、反応温度を制御することにより、混合している繊維を順次分解できる。

・病院や家庭から出る廃棄布団やベッドの資源化
・不要衣服などの繊維の資源化
当日配布資料(0.9MB)
|
お問い合わせはこちら
|
|
|
| |
|
511
|
|
|
環境
微生物を利用したレアメタル等の環境調和型回収方法
17:10〜17:40
|

低品位資源からレアメタルを効率よく抽出・回収できる微生物を用いた新規バイオ技術である。また溶液中の貴金属イオンに対しては、微生物細胞を反応場として用いて、常温・常圧下で、しかも短時間で貴金属ナノ粒子に変換できる斬新な回収法である。

従来の化学的方法でなく、本技術は微生物機能を活用して低品位資源からレアメタル等を抽出できる省エネ型回収法である。また、常温・常圧下でのバイオ還元・析出反応によって、短時間で貴金属ナノ粒子を合成できる高付加価値化回収法でもある。

・レアメタルのバイオ抽出
・貴金属ナノ粒子の常温・常圧下でのバイオ合成
・レアメタル等有用金属の省エネ型循環システムの構築が可能

・低品位資源からのレアメタルの回収
・人工鉱石(電子産業、化学産業などの廃棄物)からのレアメタルのリサイクリング
・貴金属ナノ粒子の製造
当日配布資料(2.0MB)
|
お問い合わせはこちら
|
|
|
| |
|
|
| |
|
601
|
|
|
ナノテク
マグネトロンスパッタ法による可視光応答型酸化チタン光触媒の開発と環境浄化への応用
10:30〜11:00
|

酸化チタン光触媒による有害な有機化合物の酸化分解除去反応は反応物の物性に大きく依存し、湿度条件を適切に制御することで二酸化炭素と水にまで高効率に完全酸化することができた。また、マグネトロンスパッタ法を駆使して可視光応答型の酸化チタン光触媒を開発した。太陽光や可視光下で窒素酸化物および有害な有機化合物の分解除去に成功した。さらに、可視光の照射下で水を水素と酸素に分解できる。

従来の酸化チタン光触媒は紫外光の照射が不可欠であるのに対し、我々がマグネトロンスパッタ法を駆使して開発した新規な酸化チタン光触媒は可視光や太陽光の照射で高効率に機能する。また、反応系の湿度条件を適切に制御することで、有害な有機化合物を効率よく分解除去することができる。

・光触媒反応は常温で進行する。
・太陽光など自然光源のみで機能するので、エネルギー負荷が小さい。
・有害な有機化合物を無害な二酸化炭素と水にまで完全分解でき、環境への負荷が小さい。

・環境浄化と保全
・空気清浄機
当日配布資料(0.9MB)
|
お問い合わせはこちら
|
|
|
| |
|
602
|
|
|
ナノテク
カーボンナノコイル複合材を用いた高性能電波吸収体
11:00〜11:30
|

カーボンナノコイルをフィラーに用いた複合材料は従来のカーボン系フィラーに較べて5%以下の少ない添加量で高性能な電波吸収体が実現できる.特に,1〜40GHz帯で20dB以上の吸収特性を示す.また,ナノコイルの樹脂中での配向による電波吸収特性の向上も期待できる.

電波吸収体用フィラーとして広く用いられるカーボン系材料ではその添加量が数十%以上と多く,整合可能範囲が狭い.また,磁性系材料は10GHz以下の帯域でしか用いる事が出来ない.一方,ナノコイル複合体は広帯域で克つ添加量が5%程度の少量でも高い電波吸収特性を示す.

・カーボンナノコイルを用いている
・低濃度で性能が出る(軽量)
・広帯域でかつ高性能 (1〜40GHz帯で20dB以上)

・一般的な電波吸収体
・電子機器筐体
・車載レーダー等の擾乱防止
当日配布資料(3.6MB)
|
お問い合わせはこちら
|
|
|
| |
|
603
|
|
|
ナノテク
金ナノ粒子を用いた二次元配列法の開発とその応用
11:30〜12:00
|

金ナノ粒子を絶縁性基板上に二次元配列させ、金属並みの導電性から絶縁性まで制御する技術を開発した。ナノ粒子を用いることで高精度のパターニングが可能になるため電子デバイスのマイクロ接合やバイオアレイチップの基板材料へ応用できる。

従来法では有害物質の排出や大型装置の使用、金の消費量が多いなどの問題を抱えているが、本技術では金ナノ粒子を化学結合により効率的に配列することが可能であるため、特別な装置は不要で、環境負荷と金の消費量が低減できる。

・絶縁性基板への金属ナノ粒子の二次元配列
・金属ナノ粒子二次元膜の導電性制御
・パターニング技術

・マイクロ接合導電性ビーズ
・パターニング電極材料
・バイオアレイチップ
当日配布資料(3.4MB)
|
お問い合わせはこちら
|
|
|
| |
|
604
|
|
|
エネルギー
誘導加熱方式による過熱水蒸気と表面誘導加熱によるドラム缶剥離洗浄法の省エネシステムの確立
13:00〜13:30
|

ドラム缶再生リサイクルの剥離・洗浄工程で、騒音、廃棄物処理、塗料、大量エネルギーと水消費、有害化学物質の除去問題がある。今回誘導加熱法にて過熱水蒸気を発生させ、剥離・洗浄を行ない、騒音とエネルギーと水消費を劇的に節減するシステムを考案開発した。

従来ドラム缶再生には、内部洗浄・乾燥後、ショットブラストによる剥離を行い、塗装、乾燥を行っていた。本技術は、誘導加熱による過熱水蒸気による内部洗浄と乾燥工程を同時に行い、余熱を保持したまま剥離工程に誘導加熱を行い、効率的に剥離を行うことで、工程におけるエネルギー消費を大幅に削減し、同時にショットブラスト滓を生じない環境負荷ゼロシステム

・誘導加熱による高制御性加熱システム
・過熱水蒸気の熱特性を生かした洗浄・乾燥、熱伝達
・過熱水蒸気余熱利用と誘導加熱による剥離工程への利用による総合熱・動力エネルギーの低減化

・多様な素材ドラム缶洗浄に適応できる
・ドラム缶以外の容器洗浄にも利用可能
・有機溶媒・油汚染容器の洗浄・剥離にも展開できる
当日配布資料(2.7MB)
|
お問い合わせはこちら
|
|
|
| |
|
605
|
|
|
マテリアル
電子の規則配列でつくる新しい強誘電体
13:30〜14:00
|

価数の異なる陽イオンの空間分布に着目し、そこに生じる電子密度分布を電気双極子として用いる新しいタイプの誘電体を創出した。この誘導体の応答速度は非常に速く、そのため高密度・高速記憶素子や、新しい電気バッテリーなどへの応用が考えられます。

本電子誘電体では価数の異なる陽イオンの空間分布に起因して電気双極子が生じるため、室温を含む幅広い温度範囲において大きな誘電率をもち、強誘電分域の大きさがナノサイズであることから、高速の論理回路素子や高密度の不揮発性メモリーの材料として利用できる。

・電子配列による強誘電体であるため分極の向きが電子の配置で決り,このため分極の反転が
・電子の入れ替えで実現する。
・電荷秩序崩壊領域において,強誘電性と電気伝導が共存する異常な電子相の存在

・高速の論理回路素子
・不揮発性メモリーの材料
当日配布資料(0.5MB)
|
お問い合わせはこちら
|
|
|
| |
|
606
|
|
|
マテリアル
水素触媒機能を有するNi系耐熱金属間化合物合金
14:00〜14:30
|

触媒反応中、合金表面上に自発的に形成するNi超微粒子を担持するナノ表面構造が、メタノールやメタンから水素製造に必要な触媒機能を示すことを発見した。当合金のもつ優れた高温強度・耐腐食・耐酸化機能を活かした一体型反応炉による運転が可能である。その結果、メタノール等を本合金に導入すると、ほぼ100%に近い水素分解選択性を示すので、最適な燃料電池の改質器となる。

触媒機能を有する微粒子とそれと異なる担持体から構成されている従来技術における欠点を、触媒機能部と炉構造体とを当該耐熱金属間化合物合金により一体化した装置構成からなる本技術により打破することができ、燃料電池用水素製造が低コストかつ高効率に可能となる。

・低温において高効率触媒活性を有し、ほぼ100%に近い水素分解選択性を示す。
・触媒粒子、担持体、炉構造体の一体構造が可能な燃料電池用改質器製造が可能。
・自立的触媒構造・機能の形成、貴金属触媒に替わる安価にして信頼性に富む燃料電池用水素製造が可能。

・メタノール、メタンおよび天然ガスからの改質水素製造材料→燃料電池の改質器
・水蒸気含有メタノール、メタンおよび天然ガスからの改質水素製造材料
・耐食ならびに耐酸化環境下で運転が可能な高温装置材料
当日配布資料(0.2MB)
|
お問い合わせはこちら
|
|
|
| |
|
607
|
|
|
マテリアル
銅触媒を用いた有用複素環化合物の簡便合成法
14:30〜15:00
|

安価な銅塩を触媒に用いる複素環化合物の合成法である。この方法は従来法の1/10の触媒量、1/2の反応時間、室温で行える点や単一操作でインドール、ベンゾジアゼピン合成、インダゾール合成ならびにアミノアルコールの選択的N-アリール化反応が行える点に特色をもつ。

従来Ulmann型カップリングを利用した合成法は、量論量の銅を用い、反応温度が高く長時間を要し、収率も低いものが多かったが、本研究では、添加剤を用いることによりこれらの問題を解決し,有用な複素環化合物の簡便な合成法である。

・銅塩に添加剤を加えることにより、触媒化を達成した。
・ドミノ型反応であるため、一段階で医薬品の主要骨格を構築できる.
・反応温度が穏和である.

・医薬品、農薬中間体の合成
・スクリーニング用化合物ライブラリーの構築
・リード化合物の探索
当日配布資料(0.4MB)
|
お問い合わせはこちら
|
|
|
| |
|
608
|
|
|
マテリアル
有機EL用りん光性金属錯体の開発
15:10〜15:40
|

溶液塗布による電界発光(EL)素子作成は、大面積のディスプレイや照明装置を製造する上で重要な技術である。高効率発光素子を得るためにりん光性金属錯体が発光材料として頻繁に用いられるが、金属錯体は一般的に溶剤に溶けにくく、ポリマーなどのホスト材料にも分子分散しにくい。本技術では、溶解性を向上させた金属錯体を開発し、その応用例として低コスト型ポリマーEL素子の構築を実現した。

EL素子作成には大きく分けて蒸着法と塗布法があるが、前者は部材の無駄が大きく高コストであり、大型素子には不向きである。大面積素子の製造には後者の技術が不可欠であるが、溶液塗布を指向した金属錯体型発光材料の開発例は少ない。開発した新規配位子を用いることで、有機溶媒や有機材料に対して溶解・分子分散が可能となる、画期的なりん光性金属錯体が得られる。

・有機溶媒に対して高い溶解性を示す
・ポリマーなどのホスト材料に分子分散する
・簡素な素子構造を有するELデバイスの構築が可能

・中・大型サイズのELディスプレイ
・面発光薄型照明装置
・電子ペーパー・発光ポスター
当日配布資料(0.5MB)
|
お問い合わせはこちら
|
|
|
| |
|
609
|
|
|
マテリアル
水を反応場とするー環境低負荷・省資源・高効率ー酸化技術の確立
15:40〜16:10
|

現行の大量の廃棄物を生じる反応プロセスをクリーンなシステムに変換し、ポリイミド系ポリマーの原材料であるポリカルボン酸、ベンズアルデヒド、安息香酸の環境低負荷型酸化プロセスによる生産を行う。

現行の工業的酸化技術として大規模気相酸化法を除いて、重金属酸化物−硫酸法、硝酸酸化法およびAMOCO法などが挙げられる。しかし、これらは精製工程が複雑かつ廃棄物処理や溶媒回収などコストが掛かり、環境、資源的にも改良の要求が高く、今後はより廃棄物の少ない、環境に配慮した本研究のプロセスに変換する必要がある。

・環境にやさしい酸化プロセス
・触媒的酸化反応(触媒の再使用が可能)
・水を反応場とした酸素または過酸化水素による酸化反応

・酸化反応全般
・高分子モノマーの製造
・ファイン・スペシャリティーケミカル製造
当日配布資料(1.0MB)
|
お問い合わせはこちら
|
|
|
| |
|
610
|
|
|
マテリアル
全固体リチウム二次電池の高性能化
16:10〜16:40
|

ジチオカーバマト錯体をコーティング後熱処理することによって硫化コバルト修飾コバルト酸リチウム粒子を作製した。この粒子を正極活物質とすることによって、硫化物固体電解質を用いた全固体リチウム二次電池の出力特性が約2倍向上した。

硫化物固体電解質を用いたリチウム二次電池は、可燃性の有機電解液を持たないため、従来のリチウムイオン二次電池と比べて飛躍的に高い安全性を有している。しかし、これまで全固体電池の出力特性を高めるのは困難であった。

・液相法による簡便な硫化物修飾手段で、大がかりな成膜装置を必要としない
・金属錯体の熱分解によって定量的に硫化物生成するため、硫化水素等のガスを必要としない
・コーティングにより界面インピーダンスが低減するので、従来の電極活物質がそのまま使える

・自動車用リチウム二次電池
・モバイル用リチウム二次電池
当日配布資料(2.2MB)
|
お問い合わせはこちら
|
|
|
| |
|
611
|
|
|
情報
写して検索、写して登録 −大規模高速画像認識による実世界実時間情報検索−
16:40〜17:10
|

ポスター,写真等の平面物体をWebカメラで撮影するだけで,関連情報が検索でき,また自ら関連情報を登録して情報発信者にもなれる枠組み,ならびにその鍵を握る大規模高速画像認識法を実現した。本技術により,インターネットのリンクを実世界にも広げることが可能である。

対象物体の認識によって情報検索を実現するためには,撮影した画像から,極めて大規模な対象を高速かつ正確に識別できなければならない.本技術は,従来技術に比べて,10万画像という5倍の規模の対象を,40倍のスピードで認識可能.精度も97.8%と高い.

・撮影という単純な動作を通して,実世界の物体を情報検索の対象としていること
・基盤となる認識技術が大規模(10万個の物体を識別可能),高速(9ms),高精度(97.8%)であること
・実利用の認識技術にとって最も重要となる誤認識率の低さも実現(9%のリジェクトで誤認識0%)

・バーコードの代替:ポスターやロゴ,写真などを撮影するだけで関連情報を検索可能(バーコード不要)
・実世界Web:物体を撮影するだけで,一般ユーザが関連情報を登録することも可能(バーコードでは不可能)
・実時間認識:大規模高速認識により,ロボットやITSなど,環境を即座に認識するアプリケーションにも適合
当日配布資料(2.2MB)
|
お問い合わせはこちら
|
|
|