広島大学 新技術説明会 2008年5月15日(木)
会場:科学技術振興機構 JSTホール(東京・市ヶ谷)
 
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電子回路
植物利用による環境浄化法-ファイトレメディエーション
10:40〜11:10
広島大学 大学院理学研究科 数理分子生命理学専攻
 助教  高橋 美佐
新技術の概要
有機塩素化合物類似化合物であるリマゾールブリリアントブルーまたはグアヤコールが存在する環境で生育させることにより有機塩素化合物分解能力が高い植物をスクリーニングする方法とそれを用いた環境浄化方法。
従来技術・競合技術との比較
有機塩素化合物の無害化処理法として一般的に用いられる熱分解処理法などの化学的分解法や汚染土壌の除去などの物理的な浄化方法に比べて環境負荷が小さい、低コストなどの利点がある。さらに、他の方法に比べて低濃度の汚染物浄化に有効である。また、遺伝子組換え植物を用いないので社会に受けいられやすい。
技術の特徴
・植物利用による環境浄化方法
・環境負荷が小さい浄化方法
想定される用途
・産業廃棄物、工業用水、廃棄物埋立地浸出水に含まれる有機塩素化合物類浄化
・汚染土壌浄化
J-STORE掲載特許情報
・発明の名称:有機塩素化合物の植物による浄化方法

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情報処理
高窒素含有有機廃棄物の乾式アンモニア・水素・メタン発酵処理
11:10〜11:40
広島大学 大学院先端物質科学研究科 分子生命機能科学専攻
  教授  西尾 尚道
http://www.hiroshima-u.ac.jp/adsm/bio/biotechnology/index.html
新技術の概要
高窒素含有有機廃棄物(汚泥、家畜糞、生ゴミ等)を加水なしで、そのまま乾式アンモニア発酵し、脱アンモニア後、乾式水素・メタン発酵を行なう。アンモニアは肥料として利用する。水素は燃料電池で電力変換する。メタンは熱利用する。残渣はリン肥料として用いる。廃棄物の水処理フリーのカスケード利用となる。
従来技術・競合技術との比較
従来の固体有機廃棄物処理技術のうち、1)焼却はダイオキシンが発生しやすく、燃料費が高騰しており、2)コンポスト化は過剰生産気味であり、3)湿式メタン発酵はエネルギー回収できるが、水処理(後処理)を必要とする。
技術の特徴
・高窒素含有有機廃棄物、例えば、汚泥、家畜糞、生ゴミを無加水で、単独あるいは合併処理できる。
・基本的には、水処理を必要としない。
・アンモニア、水素及びメタンを回収できる。
・残渣はリン源として利用できる
・アンモニアは窒素肥料として利用できるし、将来的には水素改質後、燃料電池に接続できる。
想定される用途
・有機廃棄物の減量化
・エネルギー利用(ボイラー、ガスタービン、燃料電池)
・肥料(アンモニア肥料、リン肥料)
J-STORE掲載特許情報
・発明の名称:有機性廃棄物の処理方法及び処理システム

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製造
オゾン表面酸化反応に基づく混合廃プラスチックからの塩素系プラの除去
11:40〜12:10
広島大学 環境安全センター
  センター長・教授  西嶋 渉
http://environ.jp/
新技術の概要
プラスチックはそもそも疎水性表面を持つが、オゾンは塩素系プラスチックと特異的に反応し、その表面を親水性に変えることを見出した。その後、浮遊選別を行うと比重に関係なく、疎水性表面を持つ様々なプラスチックは浮上し、比重が1より大きく、かつ親水性に変化した塩素系プラスチックを沈降分離することが可能である。
従来技術・競合技術との比較
様々なプラスチック類を含む廃プラスチックは比重分離によって浮上分のみ回収され、資源化されてきた。あるいは溶融過程で塩化水素として脱塩素化してきた。比重分離では廃棄に回るプラスチック量が大きくなり、脱塩素化では腐食に対応するため高価な耐腐食性材料を使わなければならない。新技術では水処理に使用される程度のオゾン濃度で常温10分程度で親水化ができ、分離ができる点に特徴がある。
技術の特徴
・水処理程度のオゾン処理なので低コスト
・従来の比重分離と相性のよい湿式処理
・高度な技術が必要ない
想定される用途
・自動車、家電等シュレッダーダスト中のプラスチックの資源化のための前処理
・混合廃プラスチックの資源化のための前処理
J-STORE掲載特許情報
・発明の名称:プラスチック混合物から塩素含有プラスチックの分離方法

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バイオ
S-アデノシルメチオニン高蓄積酵母株の構築と酵母菌体製剤への利用
13:40〜14:10
広島大学 大学院先端物質科学研究科 分子生命機能科学専攻
  特任教授  宮川 都吉
新技術の概要
生体の恒常性維持に不可欠な高機能分子であるS-アデノシルメチオニン(SAM)高生産の変異を醸造用酵母(協会7号)に導入(セルフクローニング)することにより、安全なSAM高蓄積酵母の作成に成功した。
従来技術・競合技術との比較
従来法によれば、SAMは酵母菌体から抽出、精製、化学処理により製剤化するが、SAMの安定性と安定化の化学処理による毒性に大きな問題がある。本法では、我々が開発したSAM高蓄積酵母株菌体を"酵母菌体製剤"として利用する。
技術の特徴
・醸造酵母への高生産遺伝子の導入はセルフクローニングによる。このため、原理的に組み換え体に該当しない。
・精製SAMには、安定性と安定化化学処理による毒性に大きな欠点がある。酵母菌体製剤は、この問題を回避できる。
・我々が見出した特殊な変異(sah1-1)により、SAMを野生株の37倍菌体内蓄積する(特開2005-261361)。
想定される用途
・SAMの欠乏は肝臓病、骨関節症および鬱病などの病因で、SAMの治療効果は著しい。酵母菌体製剤を食薬として摂取する
・酵母菌体はそれ自体で栄養補給剤として定評があるので、SAM高蓄積酵母菌体製剤はイメージ的に受け入れられ易い。
J-STORE掲載特許情報
・発明の名称:酵母変異体およびその利用
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農水
温暖化環境下におけるトウモロコシの生産力の向上
14:10〜14:40
広島大学 大学院生物圏科学研究科 植物栄養生理学専攻
  教授  藤田 耕之輔
新技術の概要
温暖化環境下におけるトウモロコシの生産力の向上を図るため、新栽培技術(2期作)の開発や新品種の具備すべく特性の解明
従来技術・競合技術との比較
新栽培技術によって、従来技術よりも生産性が向上し台風などのリスクが低減すると共に、温暖化対応の品種は、ソース(光合成)ではなく、子実等のシンクの高温耐性が高いことを初めてを示した。
技術の特徴
・一作の子実収量は従来と大差ないが2作のため安定した高位生産が可能である。
・台風、梅雨による日照不足等のリスクの軽減、従来トウモロコシ無栽培の早春・晩秋の日射量の活用・CO2吸収の特徴がある。
・温暖に対応した新品種特性は、ソース(光合成)でなく、穂軸・子実等のシンクの高温ストレス特性によることを示した。
想定される用途
・トウモロコシの生産性の向上によって、食品製造、家畜飼料、バイオエタノールなどの自給率の向上を図る。
・現在、耕作放棄地、調整水田などの活用によって、肥料・農薬・コンポストなどの農業資材分野の活性化を図る。
・生産性の向上によって、環境保全の面から、水田の治水機能、自然景観の維持など本来の機能の復元を図ることができる。
J-STORE掲載特許情報
・発明の名称:イネ科植物の子実の生産能力を向上させる方法、および子実の生産能力が向上したイネ科植物

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バイオ
「透明ガエル」(スケルピョン)の開発とその利用
14:40〜15:10
広島大学 大学院理学研究科 附属両生類研究施設
  教授  住田 正幸
http://home.hiroshima-u.ac.jp/~amphibia/sumida/
新技術の概要
色彩突然変異(黒眼と灰色眼)を用いた交配によって、皮膚が透明で内臓が透視できる「透明ガエル」(スケルピョン)を作成することに成功した。スケルピョンは体壁が透明で、幼生期から成体期にいたるすべての段階で、内臓を透視できるため、新たな実験動物として利用価値が高いと考えられる。
従来技術・競合技術との比較
スケルピョンは解剖せずに、同一個体の内臓を繰り返し、一生にわたって観察できるため、内臓の成長や成熟、老化の過程、癌などの発生や進行の過程を経時的に調べるのに有用である。また、化学物質の生体への影響(例えば毒性)を容易に評価できる。さらに鑑賞用としても利用可能である。
技術の特徴
・皮膚が透明で同一個体の内臓を繰り返し一生にわたって観察できる。
・体内の組織や器官の変化を解剖せずに詳細に観察できる。
・疾病(例えば癌)の発生や進行過程を経時的に観察できる。
想定される用途
・疾病(例えば癌)の治療法の開発に寄与する。
・化学物質や薬剤の生体への影響(例えば毒性)を容易に評価できる。
・鑑賞用としての利用も可能である。
J-STORE掲載特許情報
・発明の名称:透明ガエルおよびその作製方法

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バイオ
バクテリオファージの新しい利用法:細菌感染症の治療剤
15:20〜15:50
広島大学 大学院生物圏科学研究科 生物資源科学専攻
  教授  中井 敏博
http://home.hiroshima-u.ac.jp/fishpath/
新技術の概要
バクテリオファージは細菌に感染してそれを溶菌するウイルスで、自然界では細菌の「天敵」として存在する。本技術(ファージ療法)は、このファージを魚類の細菌感染症の治療および予防に利用しようとするものである。
従来技術・競合技術との比較
抗生物質などによる化学療法には、薬剤耐性菌の出現や薬剤による環境汚染の問題がつきまとう。抗細菌剤としての優れた特性を有するファージによる本療法は、これらの問題を解消する全く新規な技術である。
技術の特徴
・ファージは特定の病原菌のみを速やかに殺菌し、常在菌に影響しない。
・ヒトや動物には感染しないので安全である。
・自然から分離したものであるので環境汚染の心配がない。
・投与方法が多彩(注射、経口、浸漬、スプレー)である。
・製造コストが安価である。
想定される用途
・水産増養殖における細菌病の防除
・人および動物の細菌感染症の治療
・水や食品の殺菌
・細菌の同定試薬
J-STORE掲載特許情報
・発明の名称:バクテリオファージを含む細菌性感染症治療用の薬剤

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農水
自然土壌細菌を利用した植物根頭がんしゅ病防除法
15:50〜16:20
広島大学 大学院先端物質科学研究科 分子生命機能科学専攻
  准教授  宇佐美 昭二
http://home.hiroshima-u.ac.jp/mbiotech/ichikou/itikouindex.html
新技術の概要
バラや桜などの花卉・園芸植物に感染して根頭癌腫を形成することにより商品価値を下げてしまう土壌病原性根頭がんしゅ病菌を、自然土壌より分離した単一または複数の土壌細菌を土壌へ添加することにより除菌し、根頭癌腫の発生を防除する。
従来技術・競合技術との比較
従来方法では、汚染土壌の加熱殺菌や単一微生物の大量投与により土壌フローラが破壊され、栽培土壌としての再活性化を必要とした。本方法では自然土壌由来の非病原性細菌を投与することにより、土壌フローラに対する破壊的な効果を示さず、栽培土壌として継続して利用することができる。
技術の特徴
・根頭がんしゅ病の発生を抑制する。
・根頭がんしゅ病菌に汚染された土壌を再生できる。
・土壌フローラの破壊を引き起こさない。
想定される用途
・根頭がんしゅ病菌汚染土壌の再生
・花卉・園芸植物植え付け時の根頭がんしゅ病防除用製剤
関連情報
・サンプルの提供可能
J-STORE掲載特許情報
・発明の名称:根頭がんしゅ病菌の増殖を阻害する細菌含有組成物およびその利用

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<連携・ライセンスについて>
広島大学 産学連携センター 国際・産学連携部門
TEL:082-421-3631 FAX:082-421-3639
mail techrd@hiroshima-u.ac.jp






広島大学 新技術説明会 2008年5月16日(金)
会場:科学技術振興機構 JSTホール(東京・市ヶ谷)
 
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材料
焼却灰・家畜骨粉の高プロトン電導性材料への再資源化法とその利用
10:40〜11:10
広島大学 大学院工学研究科 物質化学システム専攻
 准教授  福井 国博
http://home.hiroshima-u.ac.jp/powder/index.html
新技術の概要
廃棄物である焼却飛灰や家畜骨粉などを高プロトン電導性材料の一種であるリン酸カルシウムハイドロゲルに再資源化する手法を開発・構築した。また、これを燃料電池のMEAに利用し、中温域での発電に成功した。
従来技術・競合技術との比較
焼却飛灰の再資源化法としてゼオライトやトバモライトの合成などが提案されているが、その付加価値は低く、純粋物質から合成したものより性能が著しく低い。それに対し、本技術は今後需要の増大が見込め、再資源化された物質の性能も純粋物質から合成したものに匹敵する。さらに、家畜骨粉を再資源化することで合成に必要な原料を削減できる。
技術の特徴
・今後の需要増大が見込める材料への再資源化手法
・純粋物質から創製した高プロトン電導性材料に匹敵する性能
・創製に必要な副原料を削減可能
想定される用途
・燃料電池のプロトン電導膜
・水素センサー
・電気二重層キャパシタ
関連情報
・サンプルの提供可能
J-STORE掲載特許情報
・発明の名称:一般焼却灰を原料とするプロトン伝導性材料及びその製造方法

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材料
新規オルトジホウ素化アレーン化合物及びその製造方法
11:10〜11:40
広島大学 大学院工学研究科 物質化学システム専攻
  准教授  吉田 拡人
http://home.hiroshima-u.ac.jp/orgmtrls/
新技術の概要
2-(トリメチルシリル)アリールトリフラート類から発生させたアラインとビス(ピナコラート)ジボロンとの新規触媒的カップリング反応の開発に成功した。この手法により種々のオルトジホウ素化アレーンの単行程合成が可能となった。
従来技術・競合技術との比較
本手法により合成可能となったオルトジホウ素化アレーン類を、従来のホウ素化アレーン類合成に汎用されているグリニヤ反応剤や有機リチウム反応剤とホウ素求電子剤との反応で自在合成するのは困難である。
技術の特徴
・入手容易性の高い原料の利用
・標的化合物群の単行程合成
想定される用途
・機能性分子合成のための合成中間体

J-STORE掲載特許情報
・発明の名称:新規オルトジホウ素化アレーン化合物及びその製造方法
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材料
磁場を利用した無重力状態における繊維状材料の配列
11:40〜12:10
広島大学 大学院理学研究科 数理分子生命理学専攻
  准教授  藤原 好恒
http://www.mls.sci.hiroshima-u.ac.jp/bukkan/study/study_j.htm
新技術の概要
強磁場が発生する磁気力と重力の釣り合いによって地上において無重力状態をつくり、その中でカーボンナノチューブなどの繊維状材料を配列させる方法とその材料
従来技術・競合技術との比較
磁場を用いた無重力状態の特徴を利用している。磁場を用いることで非接触、非侵襲的に行うことができる。言い換えれば、配列させる材料を直接さわることができない状態でも配列が可能である。更に、無重力状態の材料間相互作用の増強効果によって配列させる。
技術の特徴
・安価になった強磁石を利用して、簡単にそして半永久的につくり出すことができる地上における無重力状態を利用する
・その無重力状態で顕著になると考えられる分子間相互作用を利用して、カーボンナノチューブ等の繊維状材料を配列させる
想定される用途
・導電性複合材料、強度向上複合材料、熱伝導生複合材料の作成

J-STORE掲載特許情報
・発明の名称:繊維状材料の配列材料の製造方法、及び、繊維状材料の配列材料
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164

材料
非晶質リン酸塩を母体とした新規プロトン伝導体の開発
13:40〜14:10
広島大学 大学院工学研究科 物質化学システム専攻
  助教  福岡 宏
新技術の概要
新しい発想に基づき、アモルファスを主体としたリン酸塩を母体とした低コスト・高性能プロトン伝導体の合成と、その成型技術の開発を行った。
従来技術・競合技術との比較
既にこれまで500℃以上の高温や、100℃以下の低温で高いプロトン伝導度を有する材料が発見されている。しかし、最もエネルギー効率が高く、想定される使用環境に近い中温度領域(100℃〜350℃)で動作可能な伝導体はまだほとんど無い。
技術の特徴
・中温度領域(100 〜 350℃) で高いプロトン伝導度(10-3 〜 10-2 Scm-1)を示す。
・従来の結晶性材料に比べ、合成コストが格段に安い。
・粒界の無い理想的なプロトン伝導材料の合成技術の開発
想定される用途
・次世代高機能燃料電池の固体電解質として利用可能である。

J-STORE掲載特許情報
・発明の名称:プロトン伝導体及びプロトン伝導体の製造方法
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165

機械
シート型変動荷重センサとその計測例など
14:10〜14:40
広島大学 大学院工学研究科 社会環境システム専攻
  教授  藤本 由紀夫
http://www1.megaegg.ne.jp/~keisokusp/
新技術の概要
衝撃力や振動荷重を精度良く計測できるシート型センサで、面外に湾曲可能な柔軟タイプと、硬い剛性板タイプがある。軽量で薄く、圧電材料の自己発電で信号を発生するので計測装置が簡単である。
従来技術・競合技術との比較
従来技術としてのロードセルよりも薄型な点でメリットがあり、感圧ゴムよりも計測精度面でメリットがある。
技術の特徴
・薄いシート型で衝撃力計測に優れる。
・柔軟タイプは曲面設置も可能。
・センサ形状寸法が自由に製作可能。
想定される用途
・身体部位に作用する打撃力測定。ヘルメットなどの防護器具の開発。
・スポーツ時の力計測。パンチ力やキック力の計測。
・スランミングなど衝撃水圧の計測。
J-STORE掲載特許情報
・発明の名称:変動荷重検出用シート及びこれを用いた変動荷重検出回路等

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166

制御
「評価」と「設計」を統合した新しいPID制御システム
14:40〜15:10
広島大学 大学院教育学研究科 技術・情報教育学講座
  教授  山本 透
http://souran.bur.hiroshima-u.ac.jp/Profiles/0103/0000163/profile.html
新技術の概要
制御性能を評価し、制御性能が十分に発揮されていなければ、所望の制御性が得られるように制御パラメータを調整する、いわゆる「評価」と「設計」とを統合した新しいPID制御技術。
従来技術・競合技術との比較
PID制御系の設計法は、これまでに数多く提案されているが、制御性能評価と制御系設計法が統合したPID制御系の設計法は、これまでほとんど開発されていない。制御性能評価に基づいてPIDパラメータをどのように調整すべきか、PID制御系設計の指針を与えることができる。
技術の特徴
・「評価」と「設計」とを統合したことで、Plan・Do・Check・Actionを一連とした制御システムの構築が行える
・あまりスキルを持たない運転員によっても、簡単に制御ループが管理・調整できる
・TPM(Total Productive Manitenance)活動との関連が大きい
想定される用途
・石油・化学プロセス、熱プロセスなどに代表されるプロセスシステムの制御
・建設機械や自動車など、操作条件や経年変化によって特性が変化するシステムの制御
・その他 時変システムや非線形システムの制御
J-STORE掲載特許情報
・発明の名称:PID制御装置及びPID制御方法

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加工
金属/セラミックス複雑形状品のオンデマンド製造プロセス
15:20〜15:50
広島大学 大学院工学研究科 機械システム工学専攻
  助教  鈴木 裕之
新技術の概要
「高速遠心成形法」は私共が開発した新しい粉末成形プロセスで、高精度にかつ高品質の金属やセラミックス製品を製造することが出来ます。今回は、この方法に樹脂型を組み合わせることで、簡単にオンデマンド成形が出来る技術を紹介します。
従来技術・競合技術との比較
「高速遠心成形法」は従来とは全く異なった等方加圧的な成形機構を持っているため、強度のない樹脂型でも綺麗に粉末が充填します。このため、材料や形状を問わず、極めて簡便に高精度なオンデマンド複製が可能になります。
技術の特徴
・樹脂型に対する粉末充填により、従来法を凌駕する形状適応性や転写精度を実現しています。
・材料を問わず適応できるので、特殊なセラミックスや金属の成形に活用できます。
・金型を使用しないので、極めて簡便にオンデマンド多品種少量生産に対応できます。
・製造コストが安価である。
想定される用途
・一品ごとに形状の違った製品(例えば人口歯や骨の複製に威力を発揮します)。
・各種試作品(作製リードタイムが大幅に減少します)。
・中空形状製品の一体作製(従来より部品員数や工数の削減が期待できます)。
J-STORE掲載特許情報
・発明の名称:成形体の遠心成形方法および樹脂皮膜付成形金型

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168

機械
超音波除塵装置の開発に関する研究
15:50〜16:20
広島大学 大学院工学研究科 機械システム工学専攻
  助教  呉 超群
新技術の概要
本発明は、超音波集束デバイスを利用して大気中にある被洗浄体に超音波を照射することにより被洗浄体表面に付着した塵埃を除去する超音波除塵装置に関するものである。
従来技術・競合技術との比較
従来の超音波洗浄装置は、液体を使用するために、被洗浄体の表面が損傷される問題や、また、洗浄処理後の乾燥が面倒である。本発明は被洗浄体に付着した塵埃又は汚れを洗浄液を使用しないで簡単な構造で効率的に除去することができる。
技術の特徴
・付着物が付いている物体から,非接触で付着物を除去
・乾燥手段が不要
・洗浄液を用いることなく付着物を除去
想定される用途
・除塵装置
・缶詰め作業などにおける気泡処理
J-STORE掲載特許情報
・発明の名称:超音波除塵装置

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<連携・ライセンスについて>
広島大学 産学連携センター 国際・産学連携部門
TEL:082-421-3631 FAX:082-421-3639
mail techrd@hiroshima-u.ac.jp