
安定同位体は人体に悪影響を及ぼさず、従来にない特性と有利性を持つ。食品や生体中の天然・人工物質をクロマトグラフ分離−同位体比質量分析計利用により、アミノ酸、脂肪酸等を分子レベルで分離し、安定同位体比を精密計測することにより、食品の産地分析や生体影響を評価できる。

米国サーモフィッシャーサイエンティフィック社製GC-IRMSと水キャリアを使用したLC-IRMSが実用化されたが、LCを使った試料分離でほとんどの場合に利用される有機溶媒を含む水系混合溶媒は未だ使用不可能なため、有機分子の多くは測定できず用途が限定されるという重大問題の解決に役立つ。

・同位体比質量分析計と液体クロマトグラフィーを接続可能にして、新規な先端分析装置を開発できる
・試料物質をイオン化して有機溶媒と分離しながらイオン化輸送する多段階プロセスを開発できる
・有機溶媒分子によるバックグランドを排除するため、完全に脱溶媒してイオン輸送系から除去する

・化学物質の起源解明を安定同位体をツールとして実現し、代謝・動態解析に関する物質研究を推進
・様々な食品、サプリメント等を通じて安定同位体は摂取・代謝されており、これらを直接検出し解析
・生体中に存在する天然・人工物質の安定同位体比を分子レベル解析、由来判定により生体影響を評価
当日配布資料(1.6MB)
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