
物質の結晶構造が同じであれば、その磁気転移温度や保持力等の物質の磁性は格子体の関数として一元的に記述される。本課題は既存の磁性体に微量の軽元素を添加した材料を合成することにより、その磁気特性を制御するものである。

磁気冷凍システムでは冷媒として磁気冷凍作業物質を用いるが、その能力は物質の磁性によって決まる。例えばエアコンとして使用する為には磁気転移温度が室温付近でなければならない。本技術は磁気転移温度の制御を容易にするものである。

・既存物質の磁性(保持力、磁化、磁気転移温度等)を容易に制御し、物質設計を行う事が可能
・物質合成は原材料を溶かして混ぜるだけで簡便に行う事ができる
・レアメタルを含まない磁性体を出発物質として選び本技術を適用することにより、低い材料コストを維持したまま目的とする高機能が得られる

・磁気冷凍作業物質の能力向上や材料コスト削減により、磁気冷凍システムの普及につながる
・カーエアコン等、小型化が必要な冷凍システムへの適用
・形状記憶合金や磁石など、他の磁性材料設計への応用
当日配布資料(1.26MB)
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